私が「嫌い」を初めて聴いたのは、ジ オーラル シガレッツを知ってすぐ、起死回生STORYの次でした。
起死回生STORYの爽やかなROCKとは違い、「嫌い」と連呼する歌詞と、激しく心を揺さぶるメロディーに衝撃を受けました。
まずは聞いてみてください。1回聴いたら何回でも聴きなくなる中毒性、やばいです。
この人は何を伝えたいんだろう?
誰かのことがそんなに「嫌い」なのかな?
と安直に考えていました。
そして、歌詞をちゃんとじっくり聞いていると、最後に、、
「私をかばって死んだんだもん」
ん?
「ごめんなさい」を連呼する私の気持ちにもなって
あなたの笑顔もう一度見せてほしいと願っても
私をかばって死んだんだもん
そんなあなた本当に「嫌い」
by Uta-Net
えぇ!!
そういうこと?
この主役の女性の彼は、女性をかばって死んでしまった。
愛していたからこそ、自分をかばって死んでしまったからこそ
そんなあなた本当に「嫌い」
なんてこった。。
私の安直な考えが恥ずかしい。。
こんなに深い意味があったなんて、、
それに気づいてから、歌詞をよくみると、途中の英語の箇所が
“Not you but I should habe died”
(私が死ねば良かった)
女性の深い深い愛情を、後悔しても彼は戻ってこないもどかしさ、
私だけ生きてなんの意味があるんだろうと伝えたかったんですね。
私はその意味を理解してから、泣きながら「嫌い」を歌っています。
拓也さんのブログで、「嫌い」を解説してくれています。
少し抜粋させて頂きます。
僕が選んだ言葉は、『嫌い』っていう言葉。単純でかつ、凄まじいほどに明確。
嫌いって言葉に、僕はいつも感情を鷲掴みにされるんです。
だから、この言葉を選んだの。
『嫌い』って一般的には、マイナスのイメージだと思うんだけど。僕は、そのイメージを単純にみんなにとらえてほしくなくて。
~中略~
1つの言葉に対しての、それぞれの、みんな1人1人のイメージ。そういうのが僕の中にもあって、みんなの中にもあるでしょ?って伝えたかったんです。
君はどう?って訴えたかった。
by THE ORAL CIGARETTES 山中拓也blog(旧ブログの方です)
深いです。本当に。
この曲を聴くときは色々考えながら聴いてもらいたいです。
The BKW Show!!
このアルバムの1曲目ですよ!
これを泣きながらカラオケで熱唱したいのですが、入ってない!!(泣)
もっとオーラルの曲を増やしてください!